PENTAX特有のカスタムイメージの使い分けでキーになる色は「赤」です。選び方は、「フラット」>「ほのか」>「銀残し」といった流れで使っています。また、露出さえカバーできれば「リバーサルフィルム」も捨てがたい選択です。
今回の写真は、日陰に差し込む光を浴びる曼珠沙華(彼岸花)という極端に明暗差がある写真で、キー設定とシャドーの調整が必要となります。こういったシチュエーションで主体となる赤をしっかり出したい場合は、概ね「フラット」と「ほのか」を優先しますが、「銀残し」の味のある葉の色み、渋い枯れ葉色などを取り入れたい時、「ほのか」のグリーン、オレンジ、の調色が役立ちます。「フラット」なら、彩度を落としてから、WBにて補色を入れることで味のある写真ができあがります。そういった色づくりを考え、「フラット」ベースで作った写真です。
この写真はフリー素材「ぱくたそ」で無料配布しています。
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