ノーストロボでのブツ撮りをサクッといい感じにしてしまう白い円盤 ─ Lastolite リフレクターディフューザー
ストロボの前にこいつを手にしてみてはどうだろうか
ストロボ使うと部屋の中でもいい感じの写真が撮れるらしいなんて話は聞いたことがありつつも、ストロボってけっこういいお値段だし用語がわんさか出てきてよくわからん!みたいなことありますよね。はい、私もそう思ってた時期がありました。
ストロボ使うとたしかにできることがガッと広がるのは確か。けれど一方で始めるまでのハードルが高いのも確か。でも、なにか部屋撮り写真をなにか一歩前に進めたい……
そんな人にオススメしたいのがこちら、Lastoliteのリフレクター・ディフューザー!
その名の通り、いわゆるレフ版とか呼ばれる類いのアイテムで光を拡散するディフューザーも兼ねているので、成り行きまかせライティング卒業の第一歩にこいつはビシッときます。
ディフューザーを使うとどうなるの?
どんな効果があるのかは見るのが早いのでまずはビフォーアフターをどうぞ(セッティング説明用のカットです)。
ディフューザー未使用のビフォー。朝のさわやかな光だねー
ディフューザー使用のアフター。カーテンや窓の影が綺麗さっぱり!
どちらも窓際のテーブルで自然光のみのセッティング。
1枚目はカーテン越しのそのままの自然光、2枚目は上の図のようにカーテンとテーブルの間にディフューザーを入れています。たったこれだけの違いですが、撮れる写真は大きく変わりました。
寄ってみると受ける印象がまた変わります。
ディフューザーなし
ディフューザーあり
撮影後のレタッチもリサイズのみで他はなし。レタッチソフトでコントラスト落としてシャドー持ち上げてーとかめんどくさいことすることもなく、さわやかな朝の窓辺と読書がしたくなる穏やかな雰囲気といった違いを作れました。
たった一枚布を射し込むだけで「今日は光強すぎるからまた明日にするかー」なんて天候の悩みからも解放してくれます。(そんな悩みがあるのかはさておき)
もちろんレフとしても使える
参考までにリフレクター(いわゆるレフ板)として使ったのがこちら。メインの光は直射の自然光ですが、手前から光を返してあげることでさわやかな雰囲気を残しながら柔らかい印象を加えることができました。
持ち運びはコンパクト
ちなみに使わないときはクルッと捻ると直径75cmのディフューザーが30cmぐらいにコンパクトに畳めます。グリップ付きか円形かとモデルにもよりますが重量も300g前後なのでアウトドアにも持ち出しやすいですね。